プロフィール

初めまして、あなたの心にそっと寄り添うカウンセラー ほの です。

本当の気持ちを隠して、何でもない様に振る舞ってしまう方断れない性格で気づけばキャパオーバーになってしまう方自分を否定してしまったり過小評価してしまう方に向けたカウンセリングを行なっています。

場面緘黙症で人前で話せず泣いてばかりな幼少期

家族以外の人の前では挨拶も会話もできず家族の後ろに隠れてしまっていた幼少期。

7つ上の兄は明るい性格だったこともあり、兄と比べられ近所の人には、お兄さんはちゃんとしてるのに妹さんはあれね…と冷たい目で見られたという経験から 大人が怖い というイメージが強くなりました。なので、人前特に大人の前で話そうとすると喉がグッと詰まって言葉が出てきませんでした。

小学校にあがると同い年の子たちと授業を受けます。そこでも私には大きな壁が立ちはだかりました。それは 授業中に指されること です。指されるとクラスの目、先生の目が自分に向くため間違えて笑われたらどうしよう何言ってるんだろうと思われたらどうしようと思い、指されても何も答えられず、自然と涙が出てきてしまいました。少しでも自信のない問題や音読があると何も言葉が出ず声も次第に小さくなり泣いてしまいました。

しかし、私は泣いてることもバレたくなかったので下を向きバレないように涙を拭い、何事もなかったかのように授業を受けていました。そんな小学校低学年時代を過ごしていました。

入学してしばらくは休み時間も1人で過ごすことが多く外にでて日向ぼっこをして時間を潰していました。

人に嫌われないように自分を作って、家に帰ればドっと気疲れしまっていた学生時代

小学校中学年以降は少しずつ自分からクラスメイトと話す様になり友達も出来てきました。

友達が出来たのはいいものの今度は友達が自分の発言や行動で離れていってしまわないか影で悪口を言われて1人にされてしまうのではないか人に嫌われるのではないかという 恐怖 が私を襲いました。

その場の雰囲気を壊さないよう無理に明るく振る舞ったり、自分が辛い時でも周りに困っている人がいたらその人に寄り添ったり、気がついた時には一緒にいる人が不快に思わない・楽しいと思ってくれる人を無意識に演じ分けている自分がいました。

始めは 嫌われないように その思いから人に合わせてちょっと嫌だなと思うようなことがあっても飲み込んでいました。

その結果、いつの間にか自分で自分の感情が分からなくなりました

しかし、それは私自身だけではなく周りの人にも「あんまり顔に出ないよね」「何考えてるか分かんない」とあるとき言われました。その時、初めて私だけではなく周りにもそう思われていることを知りました。

その言葉を言われるたびに自分でも本当の自分がどれなのか分からなくなると同時にもっと感情を出さないと嫌われてしまうかもしれない自分を追い込んでしまいました

その時の私は どんな時も笑顔を絶やさなければ嫌われることはないだろう と考え、いつも笑顔でいることにしました。

すると周りから「明るいね」と言われるようになり、より人間関係が良くなったなと実感しました。

しかしいい事だけではありませんでした。笑顔でいるのを心がけたことで色んなことを頼まれることや周りがあまりやりたがらないことを押し付けられたりするようになりました。頼まれると断れない私は全て引き受けてしまい、家に帰ればドっと疲れてしまっていました。

しかし、その時の私はこの疲れは学校に行って授業を受けて部活をして…といういわゆる一般的な学校生活を過ごしているからだと思っていたので全く気にしていませんでしたし、友達との楽しい日々でその疲れや辛いという感情を無意識に蓋をしていました。

自分で自分のことを追い詰めて『まだ大丈夫』と鼓舞して心を保っていた社会人時代

学生時代に無意識にいろんな自分を演じ、笑顔でいることを心がけ、辛い感情に気付かないふりをしていた結果、職場でも「何でもそつなくこなすね」「頼りになるね」「明るいね」などと度々言われそうでなければいけないんだとその言葉が自分自身を縛り付けていました。職場では新人だったので頼まれたものは全て引き受けないといけない、完璧にこなさないといけないという固定概念に囚われて通常業務に加え頼まれた仕事をこなすと初めは通常業務と抱える仕事が少なくこなせていました。しかしそれは最初だけで通常業務をしっかり覚えるとやることは増え、それと同時に頼まれるプラスの仕事がだんだん増え、こなすことが難しくなっていきました。

ついに、限界を迎え人生のどん底へ…

そしてついに体に限界がきてしまいました。始めは突然胃痛がして内科に行って胃酸過多かなと診断され薬をもらい様子を見ていましたがいっこうに治らず、しまいには仕事を休んでしまう程になってしまいました。それから何度か内科に受診し薬をもらい様子を見るというのを繰り返していました。数ヶ月そんな胃痛に悩まされながら仕事をしていましたがある日ベットから動けず何も出来ず仕事を休んでしまいました。その日から仕事の日の朝目が覚めるまでその日の体調が分からず仕事を休みがちになってしまいました。それは休みの日も同様で最低限しか動けずほとんどベットの中で横になってることしか出来ずこんなに休んでしまって職場に迷惑をかけてしまっている、なんで自分はこんなにダメなんだと焦りや不安がどんどん強くなっていき体調もメンタルもどんどん悪くなっていきました。薬も効果はなく、もうどうしたらいいのか分からない状態が続き私は仕事中でも通勤の行き帰りでも急に涙が出てくることが増え毎日絶望を感じ人生のどん底に落とされたような気持ちでした。

辛い状況を変えたいと決意

謎の胃痛に悩まされ、起きれない日々が1年くらい経ったある日、友人に一度心療内科に受診してみたらと言われ受診を決めました。この時はまだ「心療内科に行っても治らないだろう。受診しても精神的なものではないと診断されるだろう。」と思っていました。きっとこの時の私は心療内科の先生に「これは精神的なものからくる症状ではないですよ」と言ってもらいたかったのだと思います。

いざ、受診し先生のカウンセリングを受けると『うつ状態ですね』と診断を受けました。これは私にとって衝撃的な言葉でした。しかし、それと同時に納得しスッキリしている自分もいました。カンセリングを受け、先生から「自分は自分。できないことがあっていい、助けてもらうことは悪ではない(自分が出来損ないという訳ではない)と割り切ることも大切」と言われこの言葉で気持ちがとても楽になりました。先生からの言葉はメンタルが辛かった私にとって驚くほどに心に直接刺さったような感覚がしました。言葉にはこんなにすごい力があるんだと知りました。しかし自分の考えを変えることはとても難しく心療内科で診断を受けてもその後「どの様にしたらいいのか」「どう気持ちを切り替えて考えたらいいんだろう」と職場ではとても息苦しく辛い日々でした。毎日通常業務に加え終わらない頼まれた分の仕事、さらには新しく頼まれることをこなし周りにバレないように涙を流しながら仕事をしたり…そんな日々を繰り返していました。

そんな時、以前から相談していた親や友人に仕事を辞めて一度ゆっくり休んでもいいのではないかと進められました。そこで私は仕事を辞めるという選択肢を選んでもいいんだとハッとさせられました。その言葉を聞いてまだ辞めていないのに目の前の霧がスッと日差しが差し込んだ様に感じ心が軽くなった気がしました。もちろん辞めることに抵抗もありましたが「仕事より自分の体の方が大事だよ」と友人に言われ辞める決断をすることが出来ました。

仕事を辞め自分の体を労わっていたある日カウンセリングの講座を受講し「心理学」に出会いました。講座を受け今までの自分はとても生きづらい生き方を自分で選んでいたんだなと感じました。この講座を通して、さまざまなスキルがあるということや、本音が言えない、本当の自分が出せないキャパオーバーになってしまう私の様な人が多くいるんだということも知りこのスキルを活かして今度は私が誰かの心に寄り添いその人の生きづらさを減らして笑顔を増やすお手伝いがした!と強く思いました。

断れない、本当の自分を押し殺してしまうそんな人たちに寄り添いたい!

私の様に本当の自分を出せずいろんな自分を演じてしまい気疲れしてしまう人、何でも断れずにキャパオーバーしてしまう人、助けてが言えない人そんな人たちの助けになりたい!

自分のことを受け入れ自己愛を高め自分らしく過ごせる人に、

断ったり助けを求められる様な人に、

そんな人を増やしたい!そんな人たちが笑顔で自分らしく過ごせるようにしたい!と思い、カウンセリングをしています。

自分もこんな風に変わりたいと思ってくださった方、少しでも気になった方はぜひカウンセリングでお待ちしております!お申し込みはこちらから!